デンソーウェーブは、会社設立以来、社会の生産性の向上と、人々の幸福を願い、常に安心で便利な製品の研究開発を続けている企業です。バーコード、ORコードリーダーなど読み取り装置の販売を行うAUTO―ID事業、産業用ロボットの開発、設計、販売、研究、開発を行うロボット事業、機械制御用のソフトウェアの開発を行っている制御機器事業、キャッシュレス・QRコードなどを活用したソリューションを提案するシステムソリューション事業の4つの分野の事業を展開しています。
デンソーでは、ロボットに携わるすべての人に「使いやすさ」を提供するため、幅広いアプリケーションに対応できるロボットのラインナップとオープンな開発環境、それらをサポートするソフトウェアやオプション製品、サポートサービスを充実させていくことを目指しています。
デンソーウェーブのロボットは、信頼性・柔軟性・機能性において、業界水準をリードしています。自動車・自動車部品産業、工作機械産業、電気電子産業、食品産業、医療機器産業などで導入実績があり、搬送・組立・包装・バリ取り・レーザー溶接・はんだ付け・ネジ締めなど、ロボットの使用用途も多岐にわたっています。
このメディアでは、製造業向けのロボットSIer会社を特集しています。TOPページでは自社の環境に合わせて選べるオススメのロボットSIer会社を紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
実際に デンソーウェーブの自動化システムを採用した企業などの導入事例をリサーチ!どのような問題を解決してきたのか、導入後の様子なども調べてみましたので参考にしてほしいと思います。
自動車用のスイッチなどを製造しているカサイ製作所は、生産ラインの工程設計から品質管理まで一貫したシステムを持っていましたが、厳しい品質管理が必要な自動車部品の製造には人の手による部品生産に限界がありました。精度や生産スピードなど作業のクオリティを統一させるために、作業のバラつきが生じやすいプライマー塗布の工程に人と協働できるロボットを導入。コンパクトで持ち運びも可能なCOBOTTA(コボッタ)は安全柵が不要なので、ロボットが塗布した製品を作業員がチェックするという理想的な生産ラインを実現しました。また、一部工程を自動化したことで、作業時間の短縮はもちろん、生産性と品質の向上、省人化にも繋がり、コスト削減に大きく貢献。製品の品質管理も容易になり、作業員の負担も減らすことができました。
参照元:デンソーウェーブ公式サイト https://www.denso-wave.com/ja/robot/dounyu/kasai.html
深刻な人手不足で生産量と品質の維持が厳しくなってきていた石巻水産鉄工では、自動化が難しいと言われていたホタテのうろ取り作業でのロボットシステムの導入を実現しました。うろ取り時にホタテを洗浄するため、防塵防滴タイプのロボットは必須。水滴などが飛んでも安心して使用することができるマシンになっています。また、ボイルしたホタテは柔らかく作業がしにくいので、コンベアを流れてくるホタテを上手くキャッチするため、ロボット上部にはカメラを設置。画像とロボットの座標を合わせる調整作業によって、スムーズな作業を可能にしました。鮮度が大事な水産加工産業において、高速かつ正確な加工精度は製品の品質維持にも大きく役立っています。
参照元:導入事例|活用事例|産業用ロボット|デンソーウェーブ (denso-wave.com) https://www.denso-wave.com/ja/robot/dounyu/scallop.html
デンソーウェーブ 、NTTドコモ 、ヤマハ発動機 、カワダロボティクス、オフィスエフエイ・コム 、ORiN協議会は、高速通信規格「5G」を活用し、複数メーカの産業用ロボットを統合的に遠隔操作する実証実験
に成功しました。この実証実験では、異なるメーカの産業機器を規格の壁を越えて統合するミドルウェアの「ORiN (オライン) 」と、「クラウドダイレクト
」が活用されました。ドコモ5Gを活用した産業用ロボットの遠隔操作実験は日本で初めての成功 です。
参照元:NTTドコモ公式サイト(PDF)https://www.nttdocomo.co.jp/binary/
pdf/info/news_release/topics_210617_01.pdf
有名産業ロボットメーカー一覧
使いやすく、安全機能も搭載した協働ロボット一体型システムを提案。作業スペースの位置を自動で補正し、単純作業だけをロボットに任せて作業効率を最大化。
ロボットシステムとAIシステムのどちらのシステムも構築している日本唯一(2024年6月調査時点)の企業。産業ロボットとAI技術を組み合わせて工場全体の自動化と可視化を提案。