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安川電機

引用元:安川電機公式HP
https://www.yaskawa.co.jp/

安川電機の特徴

安川電機は、1915年の創立以来「電機モーターとその応用」を事業領域に定め、その製品・技術によって先端産業を支える「技術立社」として、世界一・世界初の革新的な技術の開発など、品質にこだわってきました。メカの動きを精緻に制御する探求から生まれた安川電機の技術と製品は、世界中のものづくりの品質と生産効率の向上に日々貢献しています。また、安川電機は、ビジネス拠点を世界30カ国、生産拠点を12カ国に展開し、それぞれの地域の特性に合わせたグローカル経営を推進しています。2021年10月1日時点 参照元:安川電機公式サイト https://www.yaskawa.co.jp/company
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安川電機の動向

安川電機は、2025年ビジョンとして、「工場の自動化・最適化」と「メカトロニクスの応用領域」を事業領域に設定するとともに、営業利益を最も重要な経営指標として、質の向上を加速させることを明確にしています。また、SDGsを経営戦略に取り入れ、事業を通じて広く社会の発展・人類の福祉に貢献するとした経営理念の実現に繋げることで、持続的な企業価値の向上を目指しています。

ロボットの特徴・種類など

安川電機の産業用ロボットは、サーボモーターを自社で開発し、最適化しています。自動車産業を中心に、電子機器・半導体製造、食品、医療品、物流など、様々な産業の製造ラインを中心に活躍しています。

アプリケーションとしては、アーク溶接、スポット溶接、ハンドリング、組立て、パレタイジング、半導体ウエハ搬送に適用されています。

自社に合ったロボットSIerを求めるなら

このメディアでは、製造業向けのロボットSIer会社を特集しています。TOPページでは自社の環境に合わせて選べるオススメのロボットSIer会社を紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

【製造業向け】目的別に選ぶ
ロボットSIer会社3選

ロボットメーカー 安川電機の導入事例を調査

実際に安川電機の自動化システムを採用した企業などの導入事例をリサーチ!どのような問題を解決してきたのか、導入後の様子なども調べてみましたので参考にしてほしいと思います。

case1. JR九州熊本総合車両所での車両部品への塗装作業

導入システム:産業ロボット「MOTOMAN-GP200R」/産業ロボット「MOTOMAN-GP25-12」

九州新幹線の整備基地で、新幹線で使用されている台車の塗装工程で採用。塗装作業は汚れたり70㎏もの重量物を扱うため、作業員にとって危険を伴うハードな作業で熟練の作業員でも大きな負担となっていました。システムを導入してからは、作業員の負担が軽減したことはもちろん、作業効率もアップ!塗装のクオリティも統一化され、品質の向上にも繋がりました。

ロボット導入によるメリット

参照先URL:JR九州エンジニアリング株式会社 新幹線の車両部品の塗装 | お客さま導入事例 | 安川電機 (yaskawa.co.jp) https://www.yaskawa.co.jp/
applications/jr

case2. 全国農業協同組合連合会(JA全農)での検査の前処理作業

導入システム:バイオメディカル用双腕ロボット「MOTOMAN-CSDA10F」/ハンドリング用単腕ロボット「MOTOMAN-MH24」 

全国各地にある養鶏場から検体を集めてサルモネラ菌の有無を検査する作業工程で導入。検体を塗抹する作業は熟練した技量が必要な作業なので、担当者によって統一しにくいことが課題となっていましたが、バイオメディカル用双腕ロボットをベースに、JA全農と「サルモネラ菌検査の前処理工程」の自動化システム を共同開発。分注から塗抹まで一連の動作を自動化したことで、精度の高い検査結果を得られるようになりました。

ロボット導入によるメリット

参照先URL:全国農業協同組合連合会(JA全農)  サルモネラ菌検査の前処理工程 | お客さま導入事例 | 安川電機 (yaskawa.co.jp) https://www.yaskawa.co.jp/
applications/zennou

case3. オタフクソースでの商品段ボールへのラベル張り作業

導入システム:産業用ロボット「MOTOMAN-GP8」

導入前は手作業で商品ごとに異なる大きさや印字内容の違うラベルを事務所で作成し仕分け、生産を行っている現場に運搬。ラベルの貼り付け作業も作業員が手作業で行っていたため、品質にバラつきがあり、作業負担も大きくなっていました。ロボットを使用したラベル張りシステムは、ラベル発行からラベルの検査、貼り付け作業まで全て自動化してくれるので、工場の省人化にも成功しました。

ロボット導入によるメリット

参照先URL:オタフクソース | お客さま導入事例 | 安川電機 (yaskawa.co.jp) https://www.yaskawa.co.jp/
applications/otafuku

産業用ロボットにできることは?
主な用途について詳しく見る

産業ロボットに関するニュース(プレスリリース)

2021年7月15日 塗装用途オープナーロボットMOTOMAN-MPO40を販売開始

安川電機は、塗装用途オープナーロボットMOTOMAN-MPO40の販売を開始しました。MOTOMAN-MPO40は、塗装用ロボットと協調しながらエンジンフードなどの開閉が行えます。可搬質量40kg、最大リーチ4550㎜を確保しており、塗装作業の効率化やコンパクト化を実現してくれます。

2021年6月17日 新型人協働ロボットMOTOMAN-HC20SDTPを販売開始

安川電機は、新型人協働ロボットMOTOMAN-HC20SDTPの販売を開始しました。MOTOMAN-HC20SDTPは、10kg可搬の機種と同じリーチで可搬質量は2倍の20㎏を実現しています。広い作業スペースなしでの重量物のハンドリングを実現し、AGVなどの移動車への搭載もラクに行えます。

会社情報

有名産業ロボットメーカー一覧

【製造現場の目的別】
ロボットSier3選
ピッキング・整列
ネジ締めなどの
細かい一部作業の自動化
レステックス
レステックス公式HP
引用元:レステックス公式HP
https://restex.co.jp/

使いやすく、安全機能も搭載した協働ロボット一体型システムを提案。作業スペースの位置を自動で補正し、単純作業だけをロボットに任せて作業効率を最大化。

         

公式HPで作業分担して
効率化を可能な
ロボットSIerを確認

生産ラインの溶接
ハンドリングなどの
一部作業の自動化
高丸工業
高丸工業公式HP
引用元:高丸工業公式HP
https://www.takamaru.com/

ラインビルダー事業を持ち、複数の産業ロボットを連携させて自社の大型工場で同じレイアウトを再現したラインビルディングを提供。

公式HPで試運転が可能な
ラインビルダー事業を
確認

製造工場全体の
自動化
HCI
HCI公式HP
引用元:HCI公式HP
https://www.hci-ltd.co.jp/

ロボットシステムとAIシステムのどちらのシステムも構築している日本唯一(2024年6月調査時点)の企業。産業ロボットとAI技術を組み合わせて工場全体の自動化と可視化を提案。

         

公式HPで製造工場全体の自動化を
実現する
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