DMG森精機は、1948年に創立し、切削型工作機械の総合メーカーとして、ものづくりの原点を支えてきました。2009年からはドイツのDMG MORI AGと業務提携を行い、2016年には完全経営統合が完了しました。それによって、よりグローバルな企業へと進化しました。創業以来培ってきた技術によって、高性能・高効率な工作機械の提供や豊富なラインナップを実現しています。
DMG MORIの5軸加工機は、卓越したミーリング能力と優れた操作性を誇り、多面割出しができるため、工程時間を大幅に短縮することができます。また、複合加工機はその名の通り、今まで別々の工作機械で行っていた加工を、作業者の手を介することなく1台の工作機械で行える機械のことです。加工時間を大幅に減らすことができ、あらゆる生産場面における工程集約を効率よく行えます。
DMG MORIの強みである旋削能力と、BMT(ビルトインモータ・タレット)がもたらすミーリング能力や移動軸が融合し、様々な作業工程に対応可能な頑丈で高精度なターニングセンタとなっています。
マシニングセンタとは、主に面削り、穴あけ、中ぐり、タッピングなどの回転工具を自動工具交換装置で取り替えながら多種類の加工を行うことを目的に生まれた工作機械です。DMG MORIでは、ロボットシステムや自動化システムに対応できる立型マシニングセンタ・横型マシニングセンタを取り揃えており、あらゆる業種での活躍が見込めます。
超音波加工機は、加工が難しい先端素材を、効率よく複雑な形状に加工することが可能です。また、またレーザ加工機は多種多様な金属や素材の加工が可能です。成形、微細加工、精密工具製作などについて低コストかつ効率的な加工を実現します。
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DMG MORIは、創業以来、工作機械の精度向上への挑戦を続けてきました。最高の技術とサービスを絶えず追求し、工作機械の新しい価値を、無限の可能性を提供し、お客様にとって一番の工作機械メーカーになることを目指しています。そのために、加工工程のデジタル化に加え、販売・納品・サービスなどバリューチェーン全体を通じたデジタル化を一層進めています。
デジタルファクトリーの実現に向けた取り組みを積極的に展開
大手工作機械メーカーのDMG森精機では、2016年よりロボットなどの自動化ソリューションの開発に力を入れてきました。3,500㎡もある大規模な展示場やシステム案件専門の工場を設け、最先端技術を体験できる場所や実験などが行える環境を整備。また、会員制のWebサービスやオンラインセミナーを活用した自動化システムの推進活動など、グローバルに展開しているメーカーならではのノウハウを活かし、業種を問わず多岐に渡る分野のワークに対応するシステムを次々と発表しています。
参照元:日刊工業新聞 DMG森精機、自動化装置を一括提案−20年に倍増20%へ | 機械 ニュース | 電子版 (https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00407284)
自動化システムを導入するにあたり、工作機械や周辺機器といった各メーカーとの調整から全て一括サポート!周辺機器をモジュール化したロボットシステムで、導入時のシステム構築や設置などを短期間で行うことが可能。レイアウト変更などもスムーズに行えるようになっています。また、事前に導入先と同じシステムを構築し、入念な動作検証を実施。納品後、迅速にシステムが立ち上げられるようになっています。
DMG森精機が手掛けてきた代表的なロボットシステムを厳選!実際にロボットが動いている動画も集めてみましたので、参考にしてみて下さい。
代表的なシステムパッケージ がはじめからセットアップされているので、短期間で容易にシステムの導入や変更作業が行えるところが魅力!周辺機器も規格化しているので、要望に合わせて自由にカスタマイズすることができます。機械と周辺機器、ロボットを繋いでいるMATRIS controllerによって、モニタリングや生産管理などを統合。自動化システムの課題となっていた周辺機器との接続状況や管理などをシンプルな操作で明確にし、必要な情報をまとめてチェックできるようにしています。
参照元:YouTube https://youtu.be/2o6vp2yWgYw
参照元:DMG森精機公式サイト DMG MORIの自動化ソリューション https://www.dmgmori.co.jp/sp/automation/
lineup/products/matris.html
WH-AGV5は、自律走行型のAGV(無人搬送車)に協働ロボットを搭載したロボットシステムで、今までハンドリフターやフォークリフトなどで行っていた物流作業を完全自動化。レーザーセンサーなどで周囲の情報を把握し、自分の位置を推定しながら目的地まで自律的に走行する「SLAM(スラム)方式」 によって、衝突を回避しながら自律走行してくれるので、同じエリア内で人と共存することが可能です。これによって24時間稼働の無人化工場の実現化が期待されおり、次世代を担う搬送システムとなっています。
参照元:YouTube https://youtu.be/rx4OeLgnypo
参照元:ロボットダイジェスト 自律走行型ロボットをローカル5Gで遠隔操作/DMG森精機 https://www.robot-digest.com/contents/?id=1592908511-193413
日本を代表する工作機械メーカー一覧
使いやすく、安全機能も搭載した協働ロボット一体型システムを提案。作業スペースの位置を自動で補正し、単純作業だけをロボットに任せて作業効率を最大化。
ロボットシステムとAIシステムのどちらのシステムも構築している日本唯一(2024年6月調査時点)の企業。産業ロボットとAI技術を組み合わせて工場全体の自動化と可視化を提案。