引用元:川崎重工公式HP
https://www.khi.co.jp/
川崎重工は、1896年の創立以来、120年以上にわたり、陸・海・空の幅広い事業分野で、ものづくりを通じて高い技術・知見を培い、高度な技術を提供しています。造船所としてスタートした川崎重工は、船舶海洋事業を筆頭に、鉄道車両事業、宇宙航空事業、エネルギー・環境事業、油圧機器事業、ロボット事業など、幅広い事業を手掛けています。中でも、ロボット事業は創立50周年を迎えており、リーディングカンパニーとして日本の産業発展を支えています。
川崎重工は「グループビジョン2030」として、今後注力するフィールドを「安全安心リモート社会」「近未来モビリティ」「エネルギー・環境ソリューション」と定めています。そのビジョンの達成に向けて「Frontier」「New Values」「Cross Over」の3つのキーワードを制定し、刻々と変わる社会に革新的なソリューションをタイムリーに提供して希望ある未来をつくっていくこと、さまざまな枠を超えてスピーディに行動・挑戦することで自らの可能性を広げ成長し続けていくことを目指しています。
川崎重工のロボットは、小型のものから超大型のものまで大きさや用途が多彩です。その種類の豊富さから、航空宇宙産業や自動車産業、電気電子産業から食品産業、医療医薬産業など、幅広い産業分野で使われています。適用分野も、組立やハンドリング、アーク溶接やスポット溶接、研磨、バリ取りなど多岐にわたっています。
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実際に川崎重工の自動化システムを採用した企業などの導入事例をリサーチ!どのような問題を解決してきたのか、導入後の様子なども調べてみましたので参考にしてほしいと思います。
工業用洗浄機を開発・販売していた兵庫にある株式会社ショウワ。コロナ禍によるマスク不足により2020年の5月から異業種であるマスク製造に参入しました。直ぐに量産体制は整えられたものの、最初は50名ほどの従業員が手作業によって製造していたため、不良品が頻発。生産量にも限界が出てきたためにマスクの製造から検査、包装、梱包までの工程を全て自動化したシステムを導入しました。不具合や欠陥が無いかカメラで検査し、1枚ごとにビニールで包装してから箱へ梱包。これら一連の生産ラインを自動化にしたことで、月に200~300万枚のマスクを製造できるようになりました。今では月に最大900万枚以上のマスクを製造できるまでに事業が拡大。本業の洗浄機に次ぐ売上となっています。
参照先URL:国産マスクを作った「洗浄のプロ」 マスク製造を1年足らずで全自動化した“効率家” | XYZ | 川崎重工業株式会社 (kawasaki.com) https://robotics.kawasaki.com/ja1/xyz/jp/2105-01/index.htm
住宅ユニットの組み立て作業の工程において、産業用ロボットを活用した家づくりが行われています。ロボット導入前は、ユニットフレームの組み立てを人の手で行っていましたが、生産数を維持するための溶接工を確保することができなくなり、工場のリニューアルに合わせロボットへ移行。1日55ユニットの生産から65ユニットの生産が可能になりました。また、組み立て工程の人員を20人ほど削減することができ、手作業でしか行えない工程に増員したことで、付加価値を高める作業に従事させ生産量も増加。最初はロボットでの家づくりは実現することが困難だと言われていましたが、シミュレーションなどを繰り返し構想から10年、ようやくロボットによる自動化システムでの家づくりを実現させることができました。
参照先URL: ロボットによる家づくり―住宅業界の人材不足に向き合ったセキスイハイム九州工場のロボット導入事例 | XYZ | 川崎重工業株式会社 (kawasaki.com) https://robotics.kawasaki.com/ja1/xyz/jp/1904-01/index.htm
2021年9月9日 World Robot Summit VIRTUAL 出展
川崎重工は、2021年9月9日(木)から12日(日)まで愛知県開催される、経済産業省/NEDO主催の「World Robot Summit VIRTUAL」愛知大会にオンラインで出展します。Webでの展示会開催となり、リモート化を推し進める最新技術として期待される遠隔協調システム「Successor」の紹介や、ヒューマノイドロボット「Kaleido」、「グループビジョン2030」についての動画を使った紹介などを行います。
有名産業ロボットメーカー一覧
近年、製造業や物流業界では、自動化・省人化のニーズが高まり、ロボットシステムインテグレーター(ロボットSIer)の役割がますます重要になっています。しかし、「どのロボットSIerを選べばよいのか?」「自社に適した導入方法は?」と悩む企業も多いのではないでしょうか。本サイトでは、おすすめのロボットSIer企業3社をご紹介します。自動化を検討中の企業担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
用途に合わせたロボットを提案し、初期設定済みのパッケージとして納品。PC操作が苦手でも直感的に扱える設計で、初心者でも安心して導入できます。
専門知識がなくても、直感的に操作可能。ロボット形状の設計や操作支援など、現場レベルに合わせてスタッフが段階ごとにサポート。ロボットを使った自動化をスムーズに始められます。
大規模な事前検証設備を活用し、本番環境と同じ条件でフルラインの試運転が可能。導入前に潜在的なトラブルを発見・解決。現場での予期せぬ停止を防ぐ。
生産を止めることなく、即座に本稼働へ移行できる「垂直立ち上げ」を実現。事前の試運転で初日から安定生産が可能。余分な作り貯めが不要で在庫負担のリスクを回避。
リアルタイムのデータ収集システムが在庫状況・作業効率を分析し、AIが適切な倉庫レイアウトを導出。ムダな移動を削減し、作業時間を短縮。物流の生産性向上を実現。
センサーで周囲を認識しながら自律移動するため、レイアウト変更が多い現場にも対応。人手不足の解消や深夜稼働の最適化を支援し、24時間ノンストップで稼働。配送スピードの加速を実現。