工作機械・ロボットSIer 会社選びガイド -ロボットSIer大全
工作機械・ロボットSIer 会社選びガイド -ロボットSIer大全 » 産業用ロボットの基礎知識・用語 » 工作機械をロボットが動かすFAシステム

工作機械をロボットが動かすFAシステム

最先端の産業用ロボットを導入し、完全自動化を目指す自動車業界を中心に、近年ロボットと工作機械の連携が注目されています。

自動で切削や穴あけなどの加工をおこなうNC工作機械は一般的ですが、素材のセット作業(ロード・アンロード)から加工、確認作業までを人の手を介することなく、全自動化することで、作業のロスを減らしタクトタイムの短縮を狙った産業用ロボットと工作機械の協調がトレンドになっています。そこでここでは、工作機械とロボットを動かすFA(Factory Automation)システムについて、2つご紹介します。

NC工作機とロボットの協働作業をFAシステムで連携する「自動車部品加工ライン」

自動車産業は非常にダイナミックに生産工場の自動化を進めています。そこでここでは、6軸多関節ロボットが金属部品の保持・セット(ロード・アンロード)を行い、NC工作機械で加工を行うシステムを紹介します。生産の高速化・部品の精度の向上を目的に、ロボットと工作機械をFAでコントロールさせることで、人の手で行っていた材料をセットする時間のロスを削減でき、タクトタイムの短縮を実現することで、製品の生産を高速化と完成品の品質を均一化できます。

自社に合ったロボットSIerを求めるなら

このメディアでは、製造業向けのロボットSIer会社を特集しています。TOPページでは自社の環境に合わせて選べるオススメのロボットSIer会社を紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

【製造業向け】目的別に選ぶ
ロボットSIer会社3選

ロボットとFAシステムで複数加工が可能する「切削加工ロボットシステム」

NC工作機械に比べると精度が低いロボットによる切削加工ですが、近年、ロボットの剛性の向上により、制御速度や精度の向上からロボットによる切削加工も可能になりつつあります。例えば、ロボットにNC工作機械と同じようにCAMデータを送ることで切削加工を行うことができます。また、NC旋盤機械やNCフライス盤などは単一作業しかできませんが、ロボットのハンドエフェクタを変更するだけで様々な加工ができます。今までは、切削や研磨などの加工をする場合は、NC旋盤機械、NCフライス盤などで加工する必要がありましたが、ロボットをFAシステムの組み合せにより、ロボットで複数の加工が可能になります。このことで加工機器の購入コストと加工機械の設置スペースを大幅に削減できます。

マシニングセンタと
NC工作機械について見る

産業用ロボットの基礎知識・用語

ロボットSIer企業
おすすめ3選

近年、製造業や物流業界では、自動化・省人化のニーズが高まり、ロボットシステムインテグレーター(ロボットSIer)の役割がますます重要になっています。しかし、「どのロボットSIerを選べばよいのか?」「自社に適した導入方法は?」と悩む企業も多いのではないでしょうか。本サイトでは、おすすめのロボットSIer企業3社をご紹介します。自動化を検討中の企業担当者の方は、ぜひ参考にしてください。

PC操作が苦手でもOK!
初心者でもすぐ使える
現場スタッフがすぐ使える
ロボット導入なら
レステックス
レステックス
引用元:レステックス公式HP
https://restex.co.jp/tm-robot/tmrex.html
特徴
届いたその日から使える
協働ロボット

用途に合わせたロボットを提案し、初期設定済みのパッケージとして納品。PC操作が苦手でも直感的に扱える設計で、初心者でも安心して導入できます。

直感的な操作と充実した
導入サポート

専門知識がなくても、直感的に操作可能。ロボット形状の設計や操作支援など、現場レベルに合わせてスタッフが段階ごとにサポート。ロボットを使った自動化をスムーズに始められます。

レステックス公式HPで
無料カタログ請求

特徴や活用事例を
詳しくチェック

古い生産ラインからロボットを
活用した新ラインに移行
事前検証設備によって
リスクの少ない移行なら
高丸工業
高丸工業
引用元:高丸工業公式HP
https://www.takamaru.com/
特徴
事前に本番同様の生産ラインを
再現し、トラブルを回避

大規模な事前検証設備を活用し、本番環境と同じ条件でフルラインの試運転が可能。導入前に潜在的なトラブルを発見・解決。現場での予期せぬ停止を防ぐ。

生産ライン移行時の「垂直立ち上げ」により、作り貯めが不要

生産を止めることなく、即座に本稼働へ移行できる「垂直立ち上げ」を実現。事前の試運転で初日から安定生産が可能。余分な作り貯めが不要で在庫負担のリスクを回避。

高丸工業公式HPで
お問い合わせ・相談

特徴や活用事例を
詳しくチェック

倉庫全体を自動化!
稼働効率を向上できる
AI×IoTを活用した
自動化システムを導入するなら
HCI
HCI
引用元:HCI公式HP
https://www.hci-ltd.co.jp/
特徴
AIとIoTによる「物流の見える化」
でムダな移動を削減

リアルタイムのデータ収集システムが在庫状況・作業効率を分析し、AIが適切な倉庫レイアウトを導出。ムダな移動を削減し、作業時間を短縮。物流の生産性向上を実現。

24時間自律駆動ロボットによって
稼働効率を向上

センサーで周囲を認識しながら自律移動するため、レイアウト変更が多い現場にも対応。人手不足の解消や深夜稼働の最適化を支援し、24時間ノンストップで稼働。配送スピードの加速を実現。

HCI公式HPで
メールでお問い合わせ

特徴や活用事例を
詳しくチェック

導入目的から選ぶ!
ロボットSIer企業おすすめ3選