ユニバーサルロボットは、安全性と柔軟性を兼ね備えた6軸産業用ロボットアームの開発・提供を行っています。自動化・合理化を目指す産業分野向けの協働ロボットです。ユニバーサルロボットの協働ロボットは、世界中の50000を超える※製造現場で導入されており、製造工程における幅広い作業に対して費用対効果が高く、柔軟で安全な自動化ソリューションを提供してくれます。※2021年10月1日公式サイトより
ユニバーサルロボットは、「自らの向上心、会社の目標、そしてロボットにできることの枠を広げ続けること」を目標に掲げ、協働ロボットの開発に取り組んでいます。協働ロボットを生産ラインに導入することで、従業員をよりやりがいのある作業に割り当て、彼らに新たな課題を提供し会社の付加価値を高める仕事を創出することを目指しています。
URロボットは3kg、5kg、12.5kg、16kgと4種類の可搬重量に分かれています。6つのジョイントすべてが720度の自由度を持ち、人の動きを真似るマニピュレーション性に優れているため、既存の生産設備に対して柔軟な導入が行えます。組み立て、塗装、ねじ締め、ラベル張り、研磨、溶接などの用途に適用可能で、自動車産業や機械加工産業、食品産業などの多くの分野で使用できます。
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実際にユニバーサルロボットの自動化システムを採用した企業などの導入事例をリサーチ!どのような問題を解決してきたのか、導入後の様子なども調べてみましたので参考にしてほしいと思います。
歯磨きのOEM製造を行っている日本ゼトックでは、製造部門の人員不足で生産ラインを動かせなくなっていくことを懸念していました。URロボットを導入した企業を見学し自社でも取り入れることを決意。人とロボットが協働できる生産ラインを確立するために、3ヶ月ほどでシステムを構築し実現させました。これまで2人の作業員が個箱入れラインで作業を行っていましたが、作業員1名と4台のUR5ロボットで人とロボットが協働できるシステムを叶えました。作業員の休憩中もロボットが作業を行ってくれるため、生産ラインを止めずに稼働することが可能。1時間当たりの梱包個数も30%以上アップしました。
参照先URL:日本ゼトックがロボットの自動化を実現し生産性を向上 (universal-robots.com) https://www.universal-robots.com/ja/事例の紹介/日本ゼトック株式会社/
日産自動車の横浜にある工場では、従業員の高齢化によって製造ラインの生産スキルを喪失。ユニバーサルロボットのUR10ロボットアームを導入したことで、生産工程の均等なタイミングを図るためのタイミング(タクトタイム)が解消し、作業員の負担が軽減しただけでなく作業の効率性も高まりました。UR10は1台当たりのコストパフォーマンスも良く10kgの可搬重量があるので、重量のあるインテークマニホールド(エンジンが吸い込む混合気を分配させる装置)を取り付ける工程でも、しっかりと重さに耐え順調に稼働。また、作業員にも空き時間ができ、他のラインでの作業が行えるようになりました。
参照先URL: 協働ロボットソリューションを活用した日産自動車 (universal-robots.com) https://www.universal-robots.com/ja/事例の紹介/日産自動車株式会社/
2021年9月13日、自動車部品製造の愛同工業が、新たにユニバーサルロボットの協働ロボットを導入したことを発表しました。2017年の初導入以来、全部で40台目の導入となります。
有名産業ロボットメーカー一覧
使いやすく、安全機能も搭載した協働ロボット一体型システムを提案。作業スペースの位置を自動で補正し、単純作業だけをロボットに任せて作業効率を最大化。
ロボットシステムとAIシステムのどちらのシステムも構築している日本唯一(2024年6月調査時点)の企業。産業ロボットとAI技術を組み合わせて工場全体の自動化と可視化を提案。