日立産業制御ソリューションズは日立製作所の100%出資子会社として運営されているグループ企業であり、日立産業制御ソリューションズではロボットSIerとして「ロボットSIソリューション」を提供しています。様々なものづくりの現場における分析工程や検査工程に適した協働ロボットのオートメーション化をサポートしており、企画段階からロボットSIerとしてクライアントのニーズに寄り添いつつ、ロボット導入のコンサルティングや実際の稼働現場における安全サポート、導入したロボットの活用など様々な面で専門家によるケアを受けられることが特徴です。
画像処理システムや人工知能、DXといった技術を活用して、高付加価値を期待できるロボット自動システム導入を提供しています。
このメディアでは、製造業向けのロボットSIer会社を特集しています。TOPページでは自社の環境に合わせて選べるオススメのロボットSIer会社を紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
日立産業制御ソリューションズのロボットソリューションによって、理化学検査の自動化やシステム化を実現した事例です。ロボット導入前は作業員の熟練度によって分析結果の品質差が生じており、ヒューマンエラーによるトラブルのリスクが増大していました。そこで協働双腕ロボット1台構成の検査用ロボットシステムを設計・開発し、現行機器との組み込むことで定量作業を実現した結果、分析精度が向上して作業ミスも解消されました。
バイアル瓶の外観検査を自動的に行えるよう設計開発された協働単腕ロボット1台構成のロボットシステムです。クライアントから提供されたサンプルを検査対象ワークとして、撮像装置をリモート環境で操作できるように設計した他、サンプルの種類に合わせたハンドチェンジ機構を組み込むことで撮像検証工程をオートメーション化できるようになりました。また、導入前は手作業で設置されていた撮影サンプルも、ロボット導入後は自動搬送によって処理されています。
液体や粉体といった様々な試薬を使って、各種樹脂の混合試験を自動的に進められる専用ロボットです。システムとして計量器連携や攪拌作業、カメラとの連携、粉体の取り出しや分注といった各工程の自動化が実現しており、分析結果について撮像データの一元管理にも対応しています。
導入によって作業員の拘束時間がおよそ85%も削減しており、それまで分析作業に専従していた作業員が別の作業に対応できるようになって全体の効率化が進みました。
公式サイトに記載なし
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ロボットシステムとAIシステムのどちらのシステムも構築している日本唯一(2024年6月調査時点)の企業。産業ロボットとAI技術を組み合わせて工場全体の自動化と可視化を提案。